9月10日(土) 京セラドーム大阪 観衆 24,457人
オリックス 5 - 2 福岡ソフトバンク
対戦成績:オリックス 12勝 9敗
H 100000100 2 H 4
B 01121000Ⅹ 5 H10
投手:●板東・泉・森・津森・甲斐野
:〇山本・阿部・Ⓢワゲスパック
勝:山本 13勝 5敗 0S
敗:板東 2勝 2敗 0S
S:ワゲスパック 2勝 6敗 4S
本塁打:吉田正 15号
今宮 6号

ゲーム差なしで3チームがひしめき合うパ・リーグ終盤戦。きょうからいよいよ地元京セラドーム大阪で首位福岡ソフトバンクとの2連戦。試合前に2位の埼玉西武は北海道日本ハムに敗れています。
このソフトバンクとは直接対決をきょうを含めて5試合残していますので、この5試合の行方が優勝へのカギとなることは間違いないので、きょうは絶対に落とせない天王山です。
負けられないきょうの先発はローテーション通り、もちろん絶対エースの山本由伸投手。注目の立ち上がりだったのですが、先頭の三森の完全に打ち取った打球がセンター、ショート、セカンドの間に落ちる不運な安打で幕が開けました。
続く周東は予定通りの犠打だったのですが、処理した若月選手が1塁へまさかの悪送球。いきなり無死1、3塁のピンチを迎え、続く牧原も初球を遊撃内野安打で、ツキに見放された感じで先制点を奪われてしまいました。
しかし山本投手が、ここからさすがというピッチングをみせ、4番柳田を三振、5番デスパイネは歩かせて満塁としますが、6番柳町へは格の違いをみせ1塁ゴロ併殺に仕留め、失点は1点に留めてくれました。
1点を追うオリックスは早く追いつきたい2回裏、先頭の宗選手が先発板東から四球を選び、続く安達選手の犠打で1死2塁とし、2死後紅林選手のライナーが名手今宮のグラブをかすめる同点タイムリーとなりました。
そして3回裏は2死走者なしから、主砲吉田正尚選手がカウント2-1からの149キロのストレートを打った瞬間誰もが確信する、豪快な一発をライト5階席へ放り込む勝ち越しの15号ソロホームランで2-1と逆転に成功しました。
突き放したいオリックス打線は4回裏福岡ソフトバンクの先発板東を捉え、1死後きょうから1軍復帰の杉本選手が左中間への2塁打で出塁し、続く紅林選手が2-2と追い込まれながらもレフト前ヒットで1死1、3塁。
続く若月選手の捕手ゴロで走者が入れ替わり2死2、3塁となり、1番中川圭太選手は申告敬遠で2死満塁とし、ここまでプロ13打席ノーヒットの2番渡部選手が打席へ向かいます。
ストライクを2球見逃し、正直言って何で振らないと思っていたのですが、カウント2-2から149キロの高めのストレートをジャストミートした打球はライト前へのクリーンヒット。
嬉しいプロ初安打は14打席目に訪れ、大事な試合の大事な場面で追加点になる大きな2点タイムリーとなり、プロ初打点をマークし、この後プロ初盗塁も決めてくれました。
手を緩めないオリックス打線は5回裏、一死後宗選手が2塁打で出塁すると、途中から安達選手に代わって2塁に入った大城選手がレフト線への2塁打で、宗選手を迎え入れ5-1と点差を広げました。
先発した山本投手は7回今宮に1発を浴びましたが、7回を111球4安打9奪三振1四球2失点。1回のピンチを除けば、危なげのないピッチングでさすがエースという投球を見せてくれました。
8回は気迫投球を見せてくれる阿部投手、9回は高めの快速球が自慢のワゲスパック投手が上がり、5-2の快勝。最大11.5ゲーム差をつけられましたが、129試合目にしてついに単独首位に立ちました。
オリックス 129試合 68勝60敗1分 .531 ー 残14
福岡ソフトバンク 124試合 64勝58敗2分 .525 1.0 残19
埼玉西武 129試合 66勝60敗3分 .524 0.0 残14
あすは難敵千賀ですが、逆にこれを倒せば大きく前進となります。あすも山﨑福也投手に頑張ってもらいましょう。
ポンタ監督、単独首位の勝利の美スイーツはセブンイレブンの「濃厚チョコクリーム ふんわりちぎりパン」です。






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