~ 2022年 バファローズ悲願の日本シリーズ制覇!! ~

天王山3タテ!宗 涙のサヨナラ打!

9月19日(祝) 京セラドーム大阪 観衆 24,889人

オリックス 6x - 5 福岡ソフトバンク(延長10回)
対戦成績:オリックス 15勝 10敗


H 0003020000   5
 H10
B 2020000011Ⅹ  6 H12

投手:東浜・森・泉・甲斐野・津森・嘉弥真・松本・藤井・モイネロ・●レイ
  :田嶋・比嘉・宇田川・山﨑颯・阿部・ワゲスパック・〇本田・

勝:本田    2勝3敗2S 
敗:レイ    5勝6敗0S
S:         

本塁打:吉田正19号②




台風が接近中の中、予定通り行われた対福岡ソフトバンクとの天王山第3戦。先発はプロ初の二桁勝利を目指す絶好調の田嶋投手。3タテして奇跡を起こしましょう。


先発田嶋投手の立ち上がり、1番周東をカウント1-2から空振りの三振に仕留めると、続く三森、今村も簡単に仕留め三者凡退と素晴らしい立ち上がりを見せてくれました。


先発の田嶋投手を援護したい打線は初回、相手先発の東浜に対し、2番宗選手がライト前へのクリーンヒットで出塁すると、2死後4番吉田正尚選手がカウント2-1からのカーブを見事に捉え、打った瞬間わかる豪快な19号2ランで、欲しかった先制点を奪うことが出来ました。


2回、3回も快調なピッチングをみせる田嶋投手を援護したい打線は3回裏、福田選手、宗選手の連打で無死1、2塁のチャンスを掴み、3番中川圭太選手がレフトへのタイムリー2塁打で3点目。


3連打で無死1、3塁とし、ここで主砲吉田正尚選手が東浜のシンカーをセンターへのタイムリーヒットで4点目。1番からの4連打で2点を追加し4-0とし、先発東浜をマウンドから引きずり下ろすことに成功しました。


しかし、なおも無死1、3塁の追加点のチャンスは、代わった森の前に頓宮選手が空振りの三振に倒れ、続く西野選手がスクイズをファールにしてしまったあと、遊撃ゴロ併殺に打ち取られ、5点目を奪えなかったのがどう出るか。


4点をリードしてもらった田嶋投手の4回表、三森、今宮に連打を浴び無死1、3塁とされ、ここで柳田の当たりは3塁への何でもない打球、しかしここで名手宗選手が本塁へ悪送球で1点を失い、なおも無死2、3塁のピンチを迎えてしまいました。


続く正木の遊撃ゴロで1点を返され、野村勇は遊撃ゴロに仕留めますが、2死3塁から牧原にセンター前へ弾き返されこの回3点を失い、4-3とリードは1点となってしまいました。


勝利投手の権利のかかる5回表を3人で片付けた田嶋投手でしたが、6回表、先頭の今宮に左中間2塁打を許し、続く柳田に四球を与えたところで、比嘉投手にマウンドを譲りました。


無死1、2塁で代わった比嘉投手から代打川瀬がバスターからの1塁への打球を頓宮選手が弾き内野安打で無死満塁の大ピンチを迎え、ここで比嘉投手に代えて、三振の取れる宇田川投手がマウンドに上がりました。


ここで、福岡ソフトバンクは代打に中村晃を起用し、ライト前へのタイムリーで同点とされ、続く牧原の時に若月捕手がパスボールで4-5と逆転を許してしまいましたが、なおも無死2、3塁のピンチは見事に抑えてくれました。


逆転されてしまったオリックスは、すぐ後の6回裏、この回から代わった津森に対し、先頭の西野選手がレフトにしぶとく落とす2塁打で出塁し、続く太田選手が犠打を決め1死3塁と同点のチャンスを掴みました。


ここで中嶋監督は、8番紅林選手に代えてT-岡田選手を送り勝負に出ますが、キャッチャーへのファールフライに打ち取られ、若月選手は四球を選びますが、福田選手がレフトファールフライに倒れ追いつくことは出来ませんでした。


8回表も代わった阿部投手から、先頭の中村晃が粘って四球を選び、牧原のバントは阿部投手からの1塁への送球が牧原に当たって逸れる間に、無死1、3塁のピンチになってしまいました。


しかし、柳町を2塁ゴロで中村晃をホームでアウトにし、甲斐は浅いレフトへのフライ、周東もレフトへのファールフライに仕留め、防御率0点台の阿部投手は追加点を許しません。


9回はワゲスパック投手が一死1、2塁のピンチを迎えますが、自慢のストレートでここも追加点を許さず、1点を追う最終回の攻撃にすべてをかけます。


福岡ソフトバンクは最終回もちろんモイネロを投入して来ましたが、先頭の若月選手がカウント1-2と追い込まれながら粘って四球を選び、高校野球のようにガッツポーズで1塁へ行けば、続く福田選手が初球をレフトへ弾き返し、無死1、2塁のチャンス。


ここで宗選手の犠打が決まらず、中川圭太選手も三振で2死1、2塁と追い詰められたオリックスでしたが、ここで主砲吉田正尚選手が初球をライト前へのクリーンヒットで、2塁から福田選手を迎え入れて、土壇場で同点に追いつきました。


絶対負けられない試合の9回2死から起死回生の同点タイムリーという本拠地京セラドームのオリックスファンを狂喜乱舞させた吉田正尚選手でした。


同点とした10回表のマウンドには本田投手が上がり、絶好調だった頃のピッチングを思い出させる快速球で牧原を2塁ゴロ、谷川原、甲斐を空振りの三振に仕留め、流れをグッと引き寄せてくれました。


そして10回裏、この回からマウンドに上がったきょう10人目のレイに対し、絶好調の西野選手がカウント0-2と追い込まれながら、カットボールをレフト線への技ありのヒットで出塁。


続く太田選手が投手前にバントで転がした打球をレイが一塁へ悪送球で無死1、3塁の大チャンス。ここで野口選手は申告敬遠で無死満塁。


しかし続く、伏見選手が空振りの三振、福田選手が一塁ゴロで無死満塁が2死満塁となって、ここで得点圏打率の高い宗選手。きょうは悪送球あり、バント失敗ありで、この場面は期するものがあったのだと思います。


カウント0-1からの155キロのストレートを弾き返すと、レイの足元を抜いて打球はセンター前へ転がり、4時間47分の熱闘は宗選手のサヨナラタイムリーで6-5とチームはサヨナラ勝ち。


この貴重な一打で奇跡を起こすための天王山3連勝を現実にしてくれました。これで福岡ソフトバンクとのゲーム差は0となりましたし、残り6試合連覇に向けて頑張ってもらいましょう。


福岡ソフトバンク 133試合 70勝61敗2分 .534 M 9 残10
オリックス    137試合 72勝63敗2分 .533 0.0 残 6
東北楽天     133試合 67勝63敗3分 .515 2.5 残10
埼玉西武     137試合 67勝67敗3分 .500 2.0 残 6


劇的な勝利に酔い知れるポンタ監督。今夜の勝利の美スイーツは、東ハトの「キャラメルコーン モンブラン味」です。




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