9月18日(日) 京セラドーム大阪 観衆 28,252人
オリックス 2 - 0 福岡ソフトバンク
対戦成績:オリックス 14勝 10敗
H 000000000 0 H 4
B 00110000Ⅹ 2 H 6
投手:●千賀・松本
:〇宮城・宇田川・山﨑颯・阿部・Ⓢワゲスパック
勝:宮城 11勝7敗0S
敗:千賀 10勝6敗0S
S:ワゲスパック 2勝6敗5S
本塁打:


絶対負けられない対福岡ソフトバンクとの3連戦、その初戦をきのうオリックスの絶対エース山本由伸投手が4安打完封という素晴らしい投球で、力でねじ伏せ2ゲーム差に迫ったきょうは宮城投手で連勝を狙います。
その宮城投手の立ち上がり、先頭の周東が粘りに粘ってその13球目。正直少し低いかと思いましたが、審判はストライクのコールで見逃しの三振。立ち上がりの一球はきょうの試合を大きく左右したような気がします。
先頭の周東を苦労しながらも抑えると、三森、今宮を簡単に打ち取り、周東には13球粘られながらも結局19球で3者凡退と、結果的には見事な立ち上がりとなりました。
きのう同様何としても先制点が欲しいオリックスですが、きょうの相手の先発はエースの千賀ですのでそうは簡単には打たせてもらえず、1回、2回と三者凡退に打ち取られてしまいました。
しかし3回裏、きょう7番でスタメン出場の西野選手が三遊間を破るヒットで出塁すると、続く紅林選手が犠打を一球で決め1死2塁とスコアリングポジションにランナーを進めました。
そして9番伏見選手の時に暴投があり1死3塁と先制点の絶好のチャンスが訪れますが、伏見選手は見逃しの三振に打ち取られ2死3塁。
ここできょうファームから帰ってきた一番福田選手が、カウント2-2からの6球となるフォークを執念でセンター前へ持って行き、欲しかった先制点を千賀から奪うことが出来ました。
しかし、先制点を取ったそのすぐ後の4回表、1死後三森がカウント0-2と追い込みながら一塁内野安打を許すと、続く今宮にもカウント0-2と追い込みながら死球を与えてしまい一死1、2塁とされてします。
そしてここで打者は4番の柳田でしたが、センターフライで2死とし、続くデスパイネにもカウント0-2と追い込みながら四球を与えて2死満塁の大ピンチ。
二死満塁のピンチで迎えた打者は6番の牧原でしたが、ストレート、スライダーを交え最後は緩い105キロのカーブで1塁ゴロに仕留め無得点。
ピンチを乗り切った宮城投手に4回裏打線は、1死後中川圭太選手がフルカウントから四球を選び出塁すると、4番吉田正尚選手はカウント1-1からの135キロの変化球をライト前へ持って行き1死1、3塁と追加点の大チャンス。
ここで5番頓宮選手が初球を捉え、犠牲フライには十分すぎるセンターへの大きなフライで、3塁から中川圭太選手を迎え入れ、欲しかった追加点を奪う事が出来ました。
2点を貰った宮城投手は勝利投手の権利のかかる5回表も3者凡退に抑え、きょうは5回を90球1安打5奪三振2四死球無失点と、先発の役目を果たしリリーフ陣に託します。
そして、6回からは宇田川投手がマウンドに上がり、一死後三森、代打の川瀬の連打を許し1死1、2塁とピンチを迎え、ここで福岡ソフトバンクの4番、5番を迎えます。
しかし、4番柳田に対してはカウント2-2からの6球目、150キロのストレートで空振りの三振、続くデスパイネにはカウント1-2から145キロのフォークで空振りの三振と圧巻の投球を見せてくれました。
7回からは山﨑颯一郎投手がマウンドに上がり、先頭の牧原には一塁内野安打を許しますが、続くリチャードを空振りの三振、代打中村晃は見逃しの三振に仕留め、伏見捕手が盗塁を刺しダブルプレーでこの回を終えました。
8回からは阿部投手が、代打柳町をフルカウントから空振りの三振、周東は一塁ライナー、三森を空振りの三振と、いつもの気迫あふれる投球で3者凡退。
平野佳寿投手不在の9回裏は、ワゲスパック投手がマウンドに上がり、先頭の川瀬に粘られますが11球目を空振りの三振に仕留め、柳田は2塁フライ、デスパイネを得意の高めのストレートで空振りの三振に仕留め試合終了。
きのうに続き2-0とソフトバンク打線を完全に封じ込めたオリックス投手陣。きのうは絶対エース山本投手が一人で完封すれば、きょうは先発宮城投手が責任回数を果たした後は、オリックス自慢のリリーフ陣がそれぞれ圧巻の投球を見せ、見事な連勝を完封リレーで決めました。
9月18日終了時点
福岡ソフトバンク 132試合 70勝60敗2分 .538 M 9 残11
オリックス 136試合 71勝63敗2分 .530 1.0 残 7
東北楽天 132試合 66勝63敗3分 .512 2.5 残11
埼玉西武 136試合 67勝66敗3分 .504 1.0 残 7
絶対負けられないこの3連戦、千賀を倒しての連勝は大きいですね。福岡ソフトバンクにしてもきのうの負けはある程度想定内だったと思いますが、きょうの敗戦は痛いはず。これでいよいよ1ゲーム差。帰ってきた福田選手のタイムリーも本当によかった。
あすは好調の田嶋投手が先発となりますが、あすも先制点をとって主導権を握り、福岡ソフトバンク打線を焦らせて封じ込めることが出来れば、昨年、追い詰められたZOZOマリンでの奇跡の3連勝のようなドラマが今年も見れると思っています。
福岡ソフトバンクに千賀を倒しての連勝は痛快ですね。ポンタ監督もきょうはテレビの前でかなり力が入ってました。勝利の美スイーツは「サンマルクカフェ監修」の「ザ・スイーツクロワッサン」で勝利を噛みしめるとします。
これで昨年の70勝を上回ったオリックス。あしたも勝って福岡ソフトバンクを3タテして奇跡を起こしましょう!でも、台風大丈夫なんかな?試合できるのかな?


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