9月15日(木) 京セラドーム大阪 観衆 18,843人
オリックス 3x - 2 北海道日本ハム(延長12回)
対戦成績:オリックス 15勝 8敗
F 001000001000 2 H12
B 010000010001Ⅹ 2 H11
投手:根本・吉田・北山・井口・石川直・ロドリゲス・玉井・●堀
:山岡・阿部・宇田川・平野佳・山﨑颯・ワゲスパック・小木田・〇吉田凌
勝:吉田凌 1勝 1敗 0S
敗:堀 1勝 5敗 5S
S:
本塁打:


福岡ソフトバンク3連戦を前に、札幌で痛い連敗を喫した北海道日本ハムとの本拠地2連戦。この2試合は1勝1敗なんてのんきなことは言ってられません。ここは連勝あるのみです。
その大事な一戦の先発は山岡投手。前回の北海道日本ハム戦では先発しながら4回2/3で9安打5失点と期待を大きく裏切る投球になってしまっただけに、きょうはなんとかリベンジしたいところ。
立ち上がりは3人で簡単に終わらせ、2回も1死後上川畑にヒットを許しますが伏見捕手が盗塁を刺しこの回も結果的に3人で終わらせました。
何としても先制点の欲しいオリックスは、北海道日本ハムの先発左腕根本に対して2回裏、先頭の紅林選手がレフト線への2塁打で出塁し、続く伏見選手の犠打で1死3塁としました。
2死後、9番スタメンの左腕キラー西村選手が3塁線を破る、タイムリー2塁打で欲しかった先制点を奪うことが出来ました。
一点を貰った山岡投手でしたが、すぐ後の3回表1死後、宇佐美にヒットを許し、続く細川に左中間を割られ1死2、3塁のピンチを迎え、中島にセンターへの同点タイムリーを許してしまいました。
その後山岡投手は北海道日本ハムへ得点は許さず、きょうは6回を投げ75球6安打4奪三振無四球1失点で、先発投手の役目を果たしてくれました。
7回は阿部投手、8回は宇田川投手への継投となりましたが、8回は先頭の中島に対して宇田川投手がストレートの四球を与え嫌な雰囲気。
しかし、続く万波を空振りの三振、近藤に対しては申告敬遠で1死1、2塁のピンチですが、ここで4番今川を6-4-3の併殺に打ち取り、宇田川投手の信頼がますます増していきます。
何としても勝ち越し点が欲しいオリックスは8回裏、1死後中川圭太選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く吉田正尚選手も詰まりながらライト前へ落とし1死1、2塁のチャンス。
頓宮選手は三振に倒れますが、5番宗選手がライト前へ弾き返し2死満塁。ここで勝負を賭けた中嶋監督は紅林選手に代えて代打西野選手を起用します。
ここで西野選手は簡単に0-2と追い込まれますが、カウント2-2からの6球目を見事な流し打ちでレフト前への勝ち越しタイムリー。
きょう2塁打を放っている紅林選手に代打を起用した中嶋監督の勝負勘が冴え、欲しかった勝ち越し点を奪い、9回は守護神平野佳寿投手で逃げ切りを図ります。
しかし、先頭の上川畑がしぶとくレフトへヒットを放ち、続く谷内の犠打で1死2塁とし、ここで首位打者松本剛が代打で登場しライト前ヒットで1死1、3塁。
ここでBIGBOSSは代打に清宮を起用し、ライトへ犠牲フライを打ち上げ2-2の同点に追いつかれてしまいました。
絶対に負けるわけにいかないオリックスは、リリーフ陣が懸命に踏ん張りいよいよ延長12回を迎え、きょうファームから上がった太田選手がセンターの左へ2塁打で出塁。
一死後、佐野皓大選手に代わって打てる捕手へ変貌した若月選手が代打で指名され、カウント1-2と追い込まれながらジャストミートした打球はライトフェンス直撃。
クッションボールを取った万波からの返球より太田選手が先にホームを踏み、延長12回4時間16分の死闘をサヨナラで絶対負けられない試合を制しました。
きょうは、勝負所で起用した代打の西野選手、若月選手がそれぞれ期待に応えタイムリーと、冴えるナカジマジックが見事に的中。劇的な勝利で決戦の本拠地5連戦の頭を取ることが出来ました。
あすはベテラン増井投手が先発。もう負けは許されません。残り試合全勝する気で、リリーフ陣は大変だとは思いますが、ここは頑張ってくださいね。
福岡ソフトバンクが負けないので絶対に負けられないきょうの試合を勝ってホッとしたポンタ監督。山﨑製パンの「北海道チーズ蒸しケーキ」を勝利の美スイーツでお祝いします。


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