オリックスの宮崎春季キャンプも第3クール最終日となり、若手選手が1軍生き残りをかけての実戦がいよいよ始まりました。
その初の紅白戦から、3打数2安打2打点。2塁打と本塁打でレギュラー獲りを猛アピールの太田椋選手をピックアップ。

太田椋 プロフィール
1988年のドラフト会議で近鉄バファローズからドラフト6位指名されプロ入りし、現在はオリックス・バファローズの
打撃投手を務める太田暁氏を父に持つ、太田椋選手は2018年のドラフト会議で1位指名を受け今年で5年目。
毎年、チャンスをもらいながらケガなどもあり、なかなかチャンスを掴めないでいる間に、一年後輩の紅林選手に、
遊撃手としてのポジションを奪われてしまった形になり、昨年からは二塁手としてレギュラーを目指していますが、
追い込まれてからの外角への変化球に脆さがあり、なかなか打率が上がらず、チャンスをモノに出来ずにいました。
しかし、昨年の日本一をかけた日本シリーズ第7戦に1番ファーストでスタメン出場し、東京ヤクルトのサニスイードから、
日本シリーズ史上初となる初回初球先頭打者本塁打を記録し、26年ぶりの日本一へ貢献しました。
この太田椋選手は、福岡ソフトバンクのハンデンバーグから打ったプロ初安打が初ホームランですが、このホームランも
NPB史上、21世紀生まれの初本塁打ということで、何か強い星の元に生まれてるのは間違いなさそうです。

太田椋 初紅白戦は1発を含む3打数2安打2打点
白組の1番セカンドでスタメン出場の太田選手は、3打数2安打2打点の好成績を収めました。
3打席ともファーストストライクを全て振りに行くという積極的な姿勢が実を結び、横山投手から日本シリーズの
ホームランを思い出させるようなバックスクリーン横への豪快な一発でレギュラー獲りを猛アピール。
本塁打1本、2塁打1本と持ち前のパンチ力をアピールすることに成功しました。
元々、初球からガンガン振っていくタイプですが、去年までは難しい球も打ちにいってしまったり、逆に甘い球を
打ち損じていたりというのが目立っていたのですが、日本シリーズの一発で何かを掴んでくれたのかもしれませんね。
先日は、フリーバッティングに登板した山本由伸投手の156キロのストレートを右中間へ放り込んでいますし、
今年こそは、ようやく2塁にポジションを掴めそうなとこにやってきた感じです。
紅白戦、オープン戦と調子を維持して、ケガのないように開幕戦を迎えて欲しいと思います。

太田選手のライバルたちも躍動
もちろん二塁のポジションを狙うのは太田選手だけではありません。
ベテランの名手安達選手を筆頭に、大卒2年目の野口選手は遊撃、二塁、外野を守れますし、太田選手と同期入団の
宜保選手は、超人的な守りが出来る内野手で、右手有鉤(ゆうこう)骨の疲労骨折以来、打撃の調子を崩していましたが、
きょうは、インコースのストレートをライナーでライトスタンドへ放り込んで、打撃面の復調をアピールしていました。
開幕スタメンの二塁手は誰になるのか、紅白戦、オープン戦が楽しみです。

今夜のポンタ監督のおやつは、「森永ミルクチョコのパンケーキ」です。

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