8月4日(木) ベルーナドーム 観衆:8,018人
オリックス 2 - 3 埼玉西武
対戦成績:オリックス 7勝11敗
B 000020000 2 H7
L 000200001Ⅹ 3 H7
投手:山﨑福・村西・近藤・阿部・●ワゲスパック
:松本・本田・〇水上
勝:水上 4勝1敗1S
敗:ワゲスパック 2勝5敗2S
S:
本塁打:中村5号②、6号

絶対エースの山本投手、昨年の新人王宮城投手の二人を立てながら痛い連敗を喫したオリックス。同一カード3連敗だけは絶対に避けないといけないきょうの試合。連敗ストッパーの役目に登場したのは安定感を増した左腕の山﨑福也投手です。
初回先頭打者の外崎に初球をヒットにされ、続く源田にもヒットを許し、無死1、2塁できのう2本塁打の森を迎えますが、ここは計算通り4-6-3の併殺に仕留め、続く山川をカウント2-2からインコースを攻め、一塁フライに仕留め立ち上がりのピンチを脱しました。
2回裏も1死後オグレディにセンター前ヒットを許し、続く愛斗には低めの球を巧くライト前へ運ばれ1死1、2塁とされ、柘植のセンターフライで2死2、3塁とされますが、9番長谷川を空振りの三振に仕留め、この回もピンチを切り抜けました。
1回、2回のピンチを切り抜け3回は3者凡退に仕留め、調子が上がってきたかと思ったのですが、4回裏先頭の山川に死球を与え、続く中村にカウント1-2からの4球目のストレートを完璧に仕留められレフトスタンドへの先制5号2ランとなってしまい、欲しかった先制点は先に埼玉西武に奪われてしまいました。


打線低調のオリックスとしては、早い段階で追いつきたいところで5回表、ここまで1安打に抑えられている松本に対して、1死後マッカーシー選手が詰まりながらセンター前に持って行き、続く紅林選手はレフト線へ痛烈な当たりでのヒットで1死1、2塁。
ここで伏見選手は2-2と追い込まれながら死球で満塁のチャンスを掴み、ここで1番安達選手がセンター前へ弾き返し2者が還り同点としました。2死後中川選手のセンター前ヒットがありましたが、ここは伏見選手が還って来れず、4番吉田正尚選手がセンターフライに打ち取られ勝ち越し点を奪うことは出来ませんでした。
オリックスは6回1死後、山﨑福也投手から村西投手に継投し、4番山川、5番中村というホームランバッターを2者連続で空振りの三振に仕留めると、7回からは近藤投手がマウンドに上がり3人で仕留め、8回からは気迫の投球を見せる阿部投手が、先頭の外崎には際どい球をボール判定され四球を出してしまいますが、後続を断ち最終回を迎えました。
9回のマウンドには、平野佳寿が帰ってくるまでマウンドを守るワゲスパックがあがり、先頭の現段階でのパ・リーグ最多本塁打のこわい山川を1塁ファールフライの無事仕留め1死。
しかし、続く中村をカウント1-2と追い込みながら、155キロのストレートが真ん中に入ったところを捉えられ、左中間スタンドへのサヨナラホームラン。きょうは中村の2発にやられてしまいました。最後はワゲスパック得意の高めのストレートを要求して欲しかったな。
何としても避けたかった同一カード3連敗。これは本当に痛い3連敗となってしまいました。埼玉西武の投手陣はいいのはわかってますが、打線があまりに元気がなさ過ぎました。森に2本、中村に2本。やっぱりチームに長距離砲は必要でしょ、福良さん。オフには今年こそ補強頼みますよ。


結果的に、5回、中川選手のヒットで2塁から還れなかった走塁が大きなプレーになってしまいましたね。次は4番の吉田正尚選手だったので、風岡コーチは無理をしなかったのだとは思いますが、数少ないチャンスでしたからね。
3タテのショックに打ちひしがれるポンタ監督でした。

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