~ 2022年 バファローズ悲願の日本シリーズ制覇!! ~

記録より記憶に残った漢・大下誠一郎



きょうは午後1時から、出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する制度で、日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会の数年にわたる話し合いの末、今オフからの導入が決まった「現役ドラフト」が非公開のオンラインで開催されました。

そして、オリックスからは大下誠一郎内野手が千葉ロッテへの移籍が決まり、オリックスは東京ヤクルトから渡邉大樹外野手を獲得しました。

渡邉大樹(わたなべ・だいき)選手は右投右打で千葉県出身。1997年6月7日生まれの25歳。千葉の強豪、専大松戸高で3年夏の甲子園に、182cm84kgで50m5秒9の俊足強肩の大型ショートとして1番遊撃手として出場。

2年の春からは4番打者として、振り切るスイングから鋭い打球を放ち、高校通算17本塁打で右方向へも長打を放つ右の強打者としても鳴らし「将来的には和製の4番。なかなか本塁打を打てる遊撃手はいない」とスカウトが惚れ込んで2015年ドラフト6位でヤクルト入団した選手です。

高卒ですが2年目の9月には1軍で公式戦初出場を果たし、2019年からは外野手に転向し、プロ初安打・初本塁打も記録しましたが、現在は主に代走や守備固めで起用されるケースが多いようで、入団時に期待された打撃面が課題かと思われます。

一方、千葉ロッテに指名された大下誠一郎選手ですが、私にとっては凄く思い入れのある選手で、新人選手入団発表記者会見の席で、育成6巡目指名の大下誠一郎選手は、ファンの方にメッセージを言われ「必ず自分が球団を代表する選手になります。応援よろしくお願いします」と答えたんです。

今までどの選手の会見を聞いても、「頑張ります」とか「~のようになりたいと思います」なんて答えばかりだったのに、この大下選手はなんと「必ず自分が球団を代表する選手になります」と言い切ったんですよ。

この会見を聞いて、こんな頼もしい新人は初めてやと、前のブログの時に早速大下選手を取り上げて書かせていただいたのが忘れられません。

大下選手の代名詞と言えば、試合中グラウンド中に響き渡る大きな声でしたが、昭和のパ・リーグの選手のようなその雰囲気はチームを元気づける大きな存在でした。

そして、オリックスファンの方が忘れられないと思うのが、支配下登録が発表された翌日にいきなり8番3塁としてスタメン出場し、ユニフォームが間に合わず山岡打撃投手に借りた背番号102番のユニフォームで立った初打席で楽天・辛島から見事な3ランを放ち、ほっともっとフィールド神戸に詰めかけたファンを喜ばせてくれました。

そしてこのホームランは、NPBの一軍公式戦における初打席本塁打は史上66人目ですが、育成ドラフト会議での指名を経てNPBに入った選手が、入団1年目のシーズン中に育成選手契約から支配下選手になっての初打席初本塁打は史上初の事でした。

それ以来、ほっともっとフィールド神戸では強いイメージで、昨年も首位攻防の千葉ロッテ戦で8回裏に代打でシーズン1号本塁打をマークし、9回裏には1死満塁の場面で首位に躍り出るサヨナラ安打を放ってくれました。

この大下選手というと打撃のイメージなんですが、三塁や一塁の守りは堅実で、特に3塁からのスローイングは安心して見ていられました。

そして、この大下選手はブログにも以前書いたのですが、三塁の守備に就くとき必ずファールグラウンドを走って行き、ラインの外からグラウンドに一礼してから守備に就くのですが、その行動がなんか大下選手らしくて、その姿にいつも拍手を送っていました。

千葉ロッテにいっても遠慮することなく大声出して、ZOZOマリンの熱狂的な応援の千葉ロッテファンに愛されてくださいね。

ありがとう、背番号40大下誠一郎選手。千葉ロッテでも頑張れよ!


今夜のポンタ監督のおやつは、ファミリーマートの「焦がしバターのクロワッサン」です。



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