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きのう、増井投手、中村勝投手、富山投手、椋木投手と4選手の戦力外通告があったので、まだあるとしたらドラフトが終わってからの結果次第かと思っていたのですが、きょう突然西村凌選手への通告が発表されました。
きのうまで全体練習にも参加していたという事ですし、東京ヤクルトには高橋奎二や田口といった左腕投手もいるので、出番があるかもと思っていただけに残念です。
西村選手といえば、今年の8月30日対東北楽天戦で2-3で迎えた9回裏、2死1、2塁の場面で東北楽天の守護神松井裕樹から放った、右中間への起死回生の逆転タイムリー2塁打が思い出されます。
その日にファームから上がり、即7番スタメンで起用されるもここまで、今シーズン13打数0安打と調子の出ていなかった西村選手でしたが、新型コロナウイルス感染により欠場している中嶋監督に代わり采配を振るっていた水本監督代行は、そのまま打席に送ったんですよね。
ここで西村選手は、その期待に応えカウント0-1から松井裕樹の139キロのフォークを捉え、打球は右中間を破り、2塁から代走の佐野皓大選手、1塁から小田選手の2者がホームへ還る起死回生の逆転のタイムリー2塁打となり、その裏を平野佳寿投手が締め、首位戦線に踏みとどまれた試合でした。
残り24試合で首位へ2.5ゲーム差という中、絶対に落とせない試合を4-3と見事に逆転を果たしてくれたタイムリーでしたから、多くのファンの脳裏には、まだはっきりと焼き付いてると思います。
西村選手は滋賀県出身で高校は青森の名門青森山田高校に進学し、卒業後は社会人野球の富士重工業(現SUBARU)に入社、50m5秒8の俊足や強肩、パンチ力を生かし、捕手、外野手、指名打者として活躍。
2017年のドラフト会議でオリックスから5位指名され、2018年5月29日の交流戦での対中日戦では1番センターで途中出場ながら1軍デビューし、2打席目には初ヒットを放つなど、期待される楽しみな選手でした。
個人的には、右でパンチ力があって足が速くて肩が強いという選手が少ないオリックスでしたので、何とか1軍で外野手のポジションを獲れないかと、凄く期待していたのですが、残念ながら伸び悩んでしまった感じでした。
今年のリーグ制覇に大きく貢献した貴重な一打を放ってくれた西村選手に、どこかの球団が手を上げてくれないかなと祈る思いです。
今夜のポンタ監督のおやつは、ローソンの「ショコラスフォリアテッラ」です。




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