8月30日(火) 楽天生命パーク 観衆:18,901人
オリックス 4 - 3 東北楽天
対戦成績:オリックス 10勝 8敗
B 000200002 4 H 7
E 100200000 3 H 8
投手:山岡・山田・阿部・〇比嘉・Ⓢ平野佳
:則本・安楽・宮森・宋・西口・●松井裕
勝:比嘉 4勝0敗 1S
敗:松井裕 1勝3敗27S
S:平野佳 2勝2敗28S
本塁打:
残り24試合で首位へ2.5ゲーム差。もう本当に1試合1試合が大切で落とせない日々が続きます。そしてきょうからは長い遠征ですので、とにかく勝って勢いをつけたいところです。
きょうの先発は山岡投手。ここ5試合では30回2/3を投げていますが、打線が援護してくれたのはわずかに6点。きょうこそは打線が援護して少しでも山岡投手が楽に投げられる展開になればいいのですが、きょう先に点を取られたのは山岡投手の方でした。
初回、先頭の西川に9球粘られて四球を出し、犠打で1死2塁から浅村にも四球で1死1、2塁。ここで4番島内にライト前へ弾き返され、与えたくなかった先制点を許してしまいました。マウンドの状態も良くなかったのだとは思いますが、山岡投手らしくない立ち上がりに見えました。
東北楽天の先発則本に3回まで0に抑えれれていたオリックス打線でしたが4回、きょう2番に起用されている大城選手がカウント2-1から1、2塁間を抜くライト前ヒットで出塁し、続く無敵の中川選手がファールで粘ってのフルカウントからの8球目を3塁線を破る2塁打で無死2、3塁で主砲吉田正尚選手に繋ぎました。
この絶好のチャンスに主砲吉田正尚選手はカウント1-2と追い込まれながらも、ファンの期待に応えるライトへのタイムリーヒットで大城選手、中川圭太選手の2者をホームへ迎え入れ2-1と逆転に成功しました。
しかし逆転をしてもらったその裏、山岡投手が先頭のギッテンスに、鈴木大地に連打を許し、続く小郷の犠打で1死2、3塁のピンチを迎え、ここで代打の渡邊佳に逆転のタイムリーを許し、逆転したそのすぐ後に失点という、一番ダメなパターンでの失点を許してしまいました。
結局、きょうの山岡投手は6回2死から小郷のヒット、炭谷に死球、西川にも四球で満塁としたとこで降板。5回2/3で101球7安打2奪三振6四死球3失点ということで、雨とマウンドの状態などで制球に苦しみマウンドを2番手山田投手に譲り、このピンチを山田投手が見事に断ち切ってくれまsきた。
山岡投手の後を、山田投手、阿部投手、比嘉投手で懸命に失点を食い止めてきましたが、打線は、東北楽天の中継ぎ陣に抑えられ8回を終わって2-3。最終回は守護神松井裕がマウンドに上がり、先頭の中川圭太選手が三振に仕留められ簡単に1死となり、このままあっさりかと思いながら見ていました。
Twitterにも、今年は去年のような劇的な勝利というのがほとんど見られないので、きょう辺り見せてくれと呟いたのですが、そんな劇的なシーンがここから始まりました。主砲吉田正尚選手が四球で出塁すると、続く頓宮選手もフルカウントから四球を選び1死1、2塁。ここで6番は今年松井裕から本塁打を放っている安達選手。しかしここは見逃しの三振で2死となりました。
この2死1、2塁の一打同点、長打で逆転という場面で、きょうファームから上がり7番でスタメン出場している西村選手。ここまで13打数0安打と今シーズンまだヒットが出ていないので、多くのファンの方は代打と思われたことでしょうが、水本監督代行はそのまま西村選手を打席へ送りました。
西村選手はカウント0-1から139キロのフォークを捉え打球は右中間を破り、2死から代走の佐野皓大選手、小田選手の2者をホームへ迎え入れる起死回生の逆転のタイムリー2塁打。4-3と見事に逆転を果たしました。
【動画:パーソルパ・リーグTVより】
さぁこうなれば守護神平野佳寿投手で逃げ切りを図りますが、先頭の西川にヒットを許し、続く小深田のバントを平野佳投手がエラーで無死1、2塁の大ピンチ。ここで迎えるは浅村でしたが、なんとサインはバント。このバントが失敗に終わり1死1、2塁。続く代打茂木、5番銀次ともにズバッと内角のストレートで連続三振でゲームセット。浅村へのバントは本当に助かりましたね。
ようやく、劇的な逆転劇の試合を見せてくれたオリックス。最後松井裕を打っての逆転劇。そしてこの松井裕に26球投げさせたのも大きかったと思います。正直、負けを覚悟したきょうの試合、ポンタ監督は大好物の東ハト「オールレーズン」お祝いするとします。これで首位へ2.5ゲーム差です。


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