~ 2022年 バファローズ悲願の日本シリーズ制覇!! ~

無敵の中川が決めた日本シリーズ進出

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10月15日(土) 京セラドーム大阪 観衆 33,717人

オリックス 3x - 2 福岡ソフトバンク
対戦成績:オリックス 4勝 1敗(日本シリーズ進出決定)


H 000000200  2 H 4 
B 000200001x 3 H
 
投手:和田・大関・泉・松本・藤井・●モイネロ
  :山岡・宇田川・山﨑颯・〇阿部

勝:阿部   1勝 0敗 1S 
敗:モイネロ 0勝 1敗 1S
S:      勝  敗  S    

本塁打:吉田正尚2号②
    デスパイネ1号②

きのう、相手のエース千賀の前に打線が沈黙し0-3で敗れ、アドバンテージを含み3勝1敗となったオリックス。


まだまだ有利とはいえ、きょう万一落とすとソフトバンクに勢いをつけてしまうので、何としてもきょう日本シリーズ進出を決めてしまいたいところ。


午前中でチケット完売となり、5階席まで超満員となった本拠地京セラドームのオリックスファンの前で、日本シリーズ進出を決めることが出来るのか。


先発は、対福岡ソフトバンクは昨年の4月30日以来という山岡投手が先発。相手はベテラン左腕の和田です。


シーズン前半は安定したピッチングを見せていましたが、コロナ感染の関係があるのかオールスター後は6試合に登板し0勝3敗、防御率5.34と調子を落としているだけに、きょうのピッチングに注目が集まります。


試合前の円陣で、中嶋監督から「さあ、いくで。何試合もあると思うなよ。この試合で、この試合で行くで!! 決めるぞ!!」とゲキを飛び、いよいよ試合が始まりました。


注目の山岡投手は立ち上がり、要注意の三森を見逃しの三振に仕留めると、周東をセンターフライ、3番牧原を空振りの三振と、前半戦を思えるような球のキレで最高の立ち上がりとなりました。


3回までストレート、変化球とも抜群のキレでパーフェクトピッチングで4回1死後、周東の打球が右ふくらはぎに直撃し、その後、牧原、柳田に連打を浴びますが、続くデスパイネをセンターフライに打ち取りこの回も無失点の好投。


山岡投手は、打球が当たった影響なのか予定通りなのかはわかりませんが、4回で降板となりましたが、4回51球2安打4奪三振無失点と、前半戦の好調時の投球を見せてくれました。


そして4回裏、先頭の中川圭太選手が詰まりながらレフト前へ持って行き無死1塁とし、ここで主砲吉田正尚選手が、カウント0-1から甘く入った130キロのチェンジアップを捉え、打った瞬間外野手も動かない完璧な一発は、センターの上段席へ届く特大の先制2号2ラン。


欲しかった先制点を主砲の一発で奪ったオリックスは、5回頭から剛腕宇田川投手へスイッチし2回をノーヒット3奪三振無四球無失点と完璧な投球でリードを守ってくれました。


そして、追加点の欲しいオリックスは6回裏、代わった泉から先頭の中川圭太選手が四球を選び、吉田正尚選手の2塁ゴロで1死2塁とし、続く杉本選手が四球で1死1、2塁。


安達選手当たりは投手ゴロで2死2、3塁となり、ここで頓宮選手の当たりはセンター後方へ、抜けたかと思った打球を牧原がスーパーキャッチし、追加点を奪うことは出来ませんでした。


チャンスを逃したすぐ後の回は要注意なんですが、7回表、この回から宇田川投手に代わり山﨑颯一郎投手がマウンドに上がり、1死後柳田に四球を与え1死1塁で、バッター5番デスパイネ。


山崎颯一郎投手は自己最速の160キロをマークするなど、絶好調の投球だったのですが、少し甘くなった157キロのストレートを捉えられ、左中間への同点2ランとなってしまいました。


オリックスは8回裏に、この回から代わった藤井を2死走者なしから攻め、吉田正尚選手が四球を選び、続く杉本選手も四球、安達選手のライト前ヒットで満塁とし、ここで頓宮選手に代えて好調の西野選手が代打で起用されましたが、ここはレフトフライで無得点。


9回のマウンドには阿部投手が上がり、いつもの気迫あふれる投球で牧原にヒットは許しましたが、後続を断ち無得点。


いよいよ同点で9回裏、オリックスは引き分けでも日本シリーズ進出が決まるのですが、超満員の京セラドームで勝って決めたところ。


相手のマウンドにはもちろんモイネロが上がり、1死後今年打撃開眼の若月選手がレフト前へヒットを放つと、続く福田選手が四球を選び1死1、2塁で、得点圏で強い宗選手。


しかしここは1塁ゴロで2死1、3塁とまだサヨナラのチャンスを残し、ここで3番”無敵の中川”こと中川圭太選手がバッターボックスへ。


カウント2-2からのスライダーを、バットを折りながら執念で三遊間を割るサヨナラタイムリーヒットで、3塁から若月選手が還り3-2で福岡ソフトバンクを破り、2年連続の日本シリーズ進出を決めました。

今シーズンダメならユニフォームを脱ぐ覚悟で挑み、いろんな打順、いろんな守備位置をこなしチームを支え、今年は規定打席にも到達し、パ・リーグ5位の打率を残した中川圭太選手が持ち前の勝負強さを発揮してくれた場面でした。


超満員となった地元京セラドームのオリックスファンの前で、劇的な勝利を収め中嶋監督が満員のファンの前で5回宙に舞い、シリーズMVPには4試合で13打数6安打の打率.462、2本塁打、3打点の圧倒的な数字を残した吉田正尚選手が輝き、パーソル賞に山本由伸投手と、エースと主砲が受賞という事になりました。


さぁこれで去年やられ東京ヤクルトにリベンジ出来るチャンスが訪れ、オリックス・バファローズとしての初めての日本一、近鉄時代日本一になれなかったバファローズとしての悲願の日本一、そして、近鉄が最後に日本シリーズで敗れたヤクルトを倒すという、いっぱい思いの詰まった日本シリーズに進出です。


これで2年連続サヨナラでの日本シリーズを生で観ることが出来ましたので、きょうのポンタ監督の勝利の美スイーツは、ちょっと贅沢してファミリーマートの「ザッハトルト」にしてみました。



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