きょうは、世界レベルのスポーツ大会や催し物等において優秀な成績をあげるなど、府民に深い感動を与え、府の施策に大きく貢献した大阪ゆかりの人や団体などに贈呈される「感動大阪大賞」を、２年連続リーグ優勝、２６年ぶりの日本一に輝いたオリックスが、昨季に続き２年連続での受賞し、その大阪府庁での贈呈式に、湊球団社長と大阪府出身の阿部翔太投手と中川圭太選手が出席しました。
そして徳島では、今年４月に地元徳島県から特別功労賞が贈られた杉本裕太郎選手が、徳島県庁を訪問し、飯泉（いいずみ）知事らにパ・リーグ連覇と２６年ぶりの日本一を報告して、昨年の本塁打王記念で製作した金色のバットやサイン色紙を、返礼として手渡しました。
地元徳島では、プロ入りから毎年のように野球教室を開いており「いつも地元のみなさんに応援してもらっているので、僕に何かできることはないかなと。地元の活性化にもつながると思うので、現役である以上は続けていきたいです」と地元への貢献を話していました。
こういう公共の場に、オリックスの選手が行き、それが記事になるというのはやはり日本一の球団ならではのシーズンオフに姿だと思いファンとしても嬉しい限りです。
そして、依然として契約更改のニュースが出ない山本由伸投手ですが、球団歴代最高額の金子千尋投手の６億円を超える可能性があるという記事が出ていました。
山本由伸投手の今季の年俸は推定３億７０００万円と言われていますが、長いプロ野球の歴史の中で、史上初の防御率、勝利、勝率、奪三振に完封を加えた５部門２年連続の投手５冠に輝く歴史的投手に成長した山本投手。
東京ヤクルトの３冠王村上が６億円で契約更改したと言われていますので、史上初の偉業を成し遂げたのですから、これよりは上に行きたいでしょうし、またファンとしても上回って欲しいと願います。
きょうは、そんな山本由伸投手の高校時代の各球団のスカウトのコメント記事を見つけたので、それを少しご紹介してみます。
ネット裏には、１２球団２５名のスカウトが集結していたようですよ。
福岡ソフトバンク（福山スカウト）：「地元の選手ですからね。山本君は能力も高いし、いいプレーヤー。しっかり評価し、注目しています。山本君に限らず今年は九州にいい選手が多い。縁があれば…」
巨人（山下スカウト部長）：「球の切れ、スピードもある。素材としても面白い。Ａ（クラス）に近い高評価だ」「スピードとキレが魅力。総合的に高く評価できるし、３位までには消える」
千葉ロッテ（永野チーフスカウト）：「組み立てとか配球などもうまいし、ピッチングができる。（プロでも）先発タイプだね。評価は変わらない」
中日（三瀬スカウト）：「いろんな球種を操れるし、器用。変化球も真っすぐも同じ腕の振り。高校生で打ち崩すのは難しい。ボディーバランスもいい」
東京ヤクルト（小川シニアディレクター）：「球種が豊富で、投げることに関して器用な印象。高校生として完成度は高い」
オリックス：身体能力、投手としての能力ともに高く、下半身の使い方が良く腕のしなりもいい。コースの出し入れをしっかりとできるコントロールも魅力の投手」
２０１５年秋の予選３試合の成績が載っていますが、被安打率５．７３、奪三振率１３．５０、四死球率１．６４は、まさに今の山本由伸投手の数字と匹敵する数字ですね。
今や、オリックスというより日本のエースになった山本由伸投手。来季も無双のピッチングを見せてください。
今夜のポンタ監督のおやつは、山崎製パンの「ぎっしりぶどうぱん シュガークリーム」です。
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