きのうはワゲスパック投手が好投し、敵地福岡での3連戦初戦を取りチームとしても3連勝を飾ったオリックス。きょうは試合前に、マイナビオールスターゲーム2022の監督選抜選手が発表され、オリックスからは、山本投手、山岡投手の2名が選ばれました。

山本投手は9勝4敗で防御率は1.72、山岡投手が5勝5敗で防御率1.79と、1点台の防御率を誇る両投手がセ・リーグの打者相手に活躍してくれる姿を楽しみにしています。
連勝を伸ばしたいオリックス。相性なのか体調面なのか監督のひらめきなのか、スタメンを見てびっくりしたのですが、きのう2安打の石岡選手、宗選手、マッカーシー選手をスタメンから外し、福田選手、野口選手、T-岡田選手そして、セカンドも安達選手から大城選手とメンバーを大きくいじってきました。これが吉と出るのか凶と出るのか。
先発はここまで6勝4敗の左腕宮城投手。初回1死後、今宮の打球は宮城投手のグラブを弾く内野安打になり1死1塁。そして続く牧原へはカウント0-2と追い込んだ後の3球目。誰もが併殺でチェンジと思うような2塁への平凡なゴロ。しかし、ここで大城選手の2塁への送球が乱れオールセーフ。嫌な予感しか起きないようなエラーが出て、チェンジのはずが1死1、2塁。
続く柳田を打ち取り2死となり、5番デスパイネも1-2と追い込み5球目で打ち取り1塁ゴロ。と思われたのですが、なんとここでもT-岡田選手がファンブル。デスパイネですので焦る必要はなかったのですが、1塁もセーフとなり満塁。ここで野村にタイムリーを浴び2点を失いましたが、これは宮城投手はあまりに気の毒。守りの面でスタメンがいきなり裏目に出てしまいました。
2回、4回とリチャードに2打席連続ホームランを浴び0-4と差を広げられ、打線は相手の先発千賀の前に6回までパーフェクトと手も足も出ず、すでに敗色濃厚のような雰囲気が漂い始めた7回表、1番福田の当たりを3塁周東がエラーできょう初めてランナーを出すと、大城選手に代わる代打宗選手。
パスボールで2塁へ進み、宗選手がチーム初安打となるライト線2塁打でようやく1点を返すと、3番中川選手の遊撃ゴロで3塁へ進み、4番吉田正尚選手の2塁ゴロの間に1点を返し2-4と2点差に詰め寄りました。
結局、宮城投手は8回を完投。115球6安打10奪三振無四球4失点(自責点は2)で、5回以降は一人のランナーも許さず5奪三振と完璧なピッチング。1回先輩たちのエラーを救えなかったり、リチャードに2打席連続のホームランを浴びたことなどに対する、怒りや意地を感じる115球の完投だったと思います。結果的には連勝中のスタメンをあえていじったことが裏目に出たきょうの試合。あすは何としても取って、勝ち越して仙台へ向かいましょう。

連勝中というのに、信じられないようなエラーは出るし、千賀に完全試合でもやられるのかというような展開でわずか1安打の打線に、ガッカリのポンタ監督でした

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