8月6日(土) 京セラドーム大阪 観衆:26,551人
オリックス 3 - 1 北海道日本ハム
対戦成績:オリックス 13勝5敗
F 100000000 1 H 7
B 20000010Ⅹ 3 H 9
投手:東・比嘉・近藤・阿部・本田
:田中・古川侑・メネズ・吉田・宮西・北浦
勝:東 1勝0敗0S
敗:田中 1勝3敗0S
S:本田 1勝3敗2S
本塁打:吉田正尚12号②
地元京セラドーム大阪に戻り、対埼玉西武3連敗の嫌な雰囲気を、杉本選手の豪快な逆転3ランなどで見事に払拭したオリックス。きょうはプロ初勝利を目指す東投手が先発。相手の先発、田中瑛斗を早い回に打ち崩し打線の援護で記念すべき初勝利をプレゼントしたいところです。
しかし初回、先頭の清宮から空振りの三振を奪いますが、2番の杉谷にセンター前ヒットを許し、2死後きょうプロ初の4番の古川に四球を与え2死1、2塁とし、ここで5番今川がレフトフェンス直撃の2塁打を放ち、1点の先制を許しなおも2死2、3塁でしたが、ここはアルカンタラを空振りの三振に仕留め、最少失点に留めました。
先制点を奪われたオリックスは1回裏、1死後福田選手がセンター前ヒットで出塁すると2死から4番の主砲吉田正尚選手がカウント2-2から田中の150キロのストレートを見事に捉え、快音を残した打球はレフトスタンドへの逆転の12号2ラン。東投手の初勝利へ主砲の援護の一発です。
【動画:パーソルパ・リーグTVより】
東投手の初勝利を援護するのは打線だけではありません。4回表、1死後アルカンタラに四球を与えてしまい、2死後8番の郡に対しての初球、打った瞬間あわや逆転2ランかと思うような当たりがレフトフェンスに直撃し、1塁からアルカンタラが長躯ホームを狙いますが、中川選手、紅林選手が完璧な中継プレーでホームの若月捕手へ。間一髪ホームでタッチアウトにして得点を許しませんでした。
【動画:パーソルパ・リーグTVより】
前回登板では4回2/3で降板したので、きょうは何としても勝利投手の権利のかかる5回を投げ抜きたいところですが、先頭の中島にフルカウントからヒットを許し、1死後盗塁で1死2塁から杉谷の1塁ゴロで2死3塁。
ここで3番ヌニエスをカウント1-0から詰まらせ、深く守った紅林選手へのフライに打ち取り、勝ち投手の権利のかかる5回を乗り切り、6回先頭の古川を打ち取ったところで、ベテランの比嘉投手にマウンドを譲りました。
【動画:パーソルパ・リーグTVより】
きょうの東投手は5回1/3を75球5安打2奪三振2四球1失点と先発投手としての役目を果たし、リードを保ったまま、5回を投げ切りましたので、何としてもプロ初勝利を記録させてあげたいと思いますので、打線、リリーフ陣残りのイニング、何とか頑張って欲しいと思います。
7回は近藤投手が気迫あふれるピッチングで、2死2塁のピンチを迎えますが、1番清宮をカウント2-2からインコース高めのストレートで空振りの三振に仕留め得点を許さず、1点のリードを保ったまま試合は終盤戦へ。


追加点が欲しいオリックスは7回裏、北海道日本ハム4番手の吉田から1死後2番福田選手が詰まりながらもしぶとくレフト前へ落とし出塁すると、3番中川選手がフルカウントから三遊間を割り2死1、3塁。
ここで主砲吉田正尚という場面で北海道日本ハムは左腕の鉄腕宮西を投入しますが、カウント1-1からのストレートを完璧に弾き返すライトへのタイムリー2塁打で貴重な1点をもぎ取り3-1とリードを広げることが出来ました。
3連投はさせないオリックス投手陣、最終回は誰がマウンドに上がるのか注目されましたが、マウンドに上がったのは本田投手。先頭の今川に死球を与え、続くアルカンタラにライト前ヒットを打たれ無死1、2塁。ここでバント用の代打清水が送りますが、1塁中川選手の好判断で3塁でアウトを取り1死1、2塁。ここで続く郡にも死球で1死満塁となり代打は巧打者の近藤です。
絶体絶命のこのピンチで、一番怖い打者が登場。開き直った本田投手がカウント1-2から138キロのチェンジアップはど真ん中でしたが、近藤は全く手が出ず見逃しの三振。続く清宮もカウント1-2から気迫あふれる151キロのストレートで空振りの三振を奪い、3-1で勝利を収め、育成出身の東投手のプロ初勝利となりました。


地元京セラに帰って連勝、そして苦節5年の東投手のプロ初勝利。本当によかった。連勝で貯金も3になり3位浮上、埼玉西武が負けたので首位まで3ゲーム差。ポンタ監督の勝利の美スイーツは山﨑製パンの「クリームたっぷり生どら焼 スイートポテト」です。
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