9月7日(水) 札幌ドーム 観衆:16,203人
オリックス 2 - 3 北海道日本ハム
対戦成績:オリックス 14勝 8敗1分
B 002000000 2 H 6
F 00200010Ⅹ 3 H 8
投手:竹安・村西・山﨑颯・●吉田凌・ワゲスパック
:上原・鈴木・北山・〇ロドリゲス・井口・Ⓢ石川直
勝:ロドリゲス 2勝 2敗 0S
敗:吉田凌 0勝 1敗 0S
S:石川直 2勝 1敗 5S
本塁打:

きのう大事な一戦を落としゲーム差が1となってしまったオリックス。最下位北海道日本ハムに連敗は絶対出来ないきょうの試合。札幌ドームでの最後の試合の先発は竹安投手ですが、きのうの山岡投手同様、立ち上がりから不安いっぱいの投球。早めの継投がカギになりそうな試合です。
立ち上がり先頭の上川畑はフルカウントからいい当たりの2塁ライナー、谷内にはライト前のクリーンヒット、そして続く打者近藤の時に暴投で3塁まで進塁を許し、近藤ヘは四球で、1死1、3塁とされますが、松本剛がセーフティスクイズ失敗、古川も1塁ライナーで何とか無得点で乗り切りました。
しかし2回裏も、1死後清宮にカウント3-1からライト線への2塁打で出塁を許すと、アルカンタラ、万波に連続四球で1死満塁。ここで粘る上川畑が2-2からの8球目、1塁ゴロが頓宮選手が捌いて先にベースを踏んで2死、ホームへ送球しダブルプレー完成でこの回も何とか乗り切りましたが、この時点ですでに55球という苦しいピッチングになっています。
どうしても先に点の欲しいオリックスは3回表、先頭の紅林選手が四球を選び出塁すると、続き8番の伏見選手がきっちりと犠打を決め、9番西村選手が先発の左腕上原のフォークを捉え、左中間を破るタイムリー3塁打で先制すると、続く福田選手の2塁ゴロでランナーが入れ替わり2死2塁となり、2番中川選手も左中間へのタイムリー3塁打で2点目を奪うことが出来ました。
2点を先制した3回裏、何とか立ちなって欲しかった竹安投手でしたが、先頭の谷内にライト前ヒットを許し、近藤は四球。ここで竹安投手をあきらめ村西投手へ継投。松本剛の犠打で1死2、3塁とされ2死後、木村に右中間への2点タイムリー。取ってすぐに取られる最悪の展開となりました。
ここからは両軍継投で同点のまま進んできましたが、山﨑颯一郎投手が好投し流れを引き寄せたかに思ったのですが、先に点を取ったのは北海道日本ハム。7回、この回から代わった吉田凌投手が先頭の上川畑にレフト前ヒットを打たれ、谷内の犠打で1死2塁とされ、3番近藤にあわやホームランというライトフェンス直撃のタイムリー2塁打で勝ち越し点を与えてしまいました。
負けるわけにはいかないオリックスは8回表、この回から代わった井口から先頭の福田選手がフルカウントから死球で出塁、続く中川圭太選手が猛打賞となるレフトへのヒットで無死1、2塁で3番吉田正尚選手。初球を捉えた強烈な当たりはライトへの大きな飛球でライトフェンス直撃。
誰もが同点タイムリーと思ったのですが、ライト万波のフェイクに2塁走者福田選手がまんまとひっかかってしまい、スタートが遅れ3塁ストップで無死満塁。誰が見てもライトオーバーと思っただけに、この走塁ミスはあまりに痛い。しかし無死満塁ですから、後続の打者に期待しましょう。
ここで4番頓宮選手は1-2からボール球に手を出し空振りの三振。5番宗選手はカウント2-2から見逃しの三振、6番安達選手はカウント3-2からライトフライで、同点、逆転という絶好のチャンスを潰してしまいました。
9回裏も2死から代打若月選手がヒットで出塁しますが、1番福田選手が倒れゲームセット。最下位北海道日本ハムにまさかの連敗。この優勝を争う大事な2試合に先発を任された山岡投手、竹安投手の不調がとにかく痛かったですね。
福岡ソフトバンク、埼玉西武の両チームもきょうは負けたので、差を開かれずに済んだのがせめてもの救いですが、それだけに勝ってゲーム差を縮めるチャンスだったので勝たないといけない試合でした。
あえて何度も言いますが、きょうは万波のフェイクにまんまと引っ掛かった、あの福田選手の判断ミスで負けたと言っても過言ではない大きな大きなミスだったと思います。誰が見てもライトオーバーの打球だったと思いますから。
札幌ドームはあまり勝ってるイメージのない球場でしたが、最後の試合もいい思い出にはなりませんでしたね。きょうはガッカリとかしょんぼりというよりも、ほんとに腹立たしい負けでポンタ監督もお怒りです。




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