きょう勝てば、デビューからすべて先発した投手のプロ野球新記録の
最長記録となる6連勝となる山下舜平大投手。
相手の横浜DeNAの先発は、メジャーリーグのサイ・ヤング賞投手、
トレバー・バウアー投手。
新記録達成の相手には申し分ない相手です。
山下舜平大 エラーに泣く
どんな投手でも立ち上がりは見ている方も不安なんものですが、この
山下投手は本当に立ち上がりも不安がない凄い投手です。
きょうも、大田、関根、佐野を11球で簡単に打ち取りました。
しかし2回表、先頭の牧にレフトへの2塁打を許すと、続くオースティン
にもセンターへのタイムリー2塁打で1点の先制を許してしまいます。
しかし2回裏に味方が同点に追いつくと、3回、4回を3者凡退に抑え、
1点を勝ち越した5回は一死後、京田にヒットを許すも、続く伊藤を併殺に
仕留め、6連勝目の勝ち投手の権利を手にしました。
球数にはまだ余裕があるので6回もマウンドに上がりますが、9番の林に
対しフルカウントから四球を出したのが躓きの元となり、1番大田は三振に
仕留めますが盗塁を決められ1死2塁で、ここで2番関根にも粘られフル
カウントから四球で1死1、2塁。
3番佐野は打ち取り2死となりますが、4番牧がレフトへヒットを放ち、2塁
ランナーが還り同点とされ、この時カットに入った3塁手の廣岡選手が、2塁へ
送球した球が逸れ、バックアップした外野手の真ん中を抜けていき、打った
牧選手までホームインを許し、2-4と逆転を許してしまいました。
アンラッキーな失点となりましたが、きょうの山下投手は、6回98球、
被安打4、奪三振7、与四球2、失点2(自責点は2)という成績でした。
首位打者頓宮の一発のみ
2試合連続完封負けで24イニング無得点と打線が沈黙中のオリックス打線。
1点を追う2回裏、ヒットで出塁した中川圭太選手が盗塁を決め2死2塁から
相手捕手のパスボールの間に一気にホームを陥れ、ようやく1点を取りました。
同点で迎えた4回裏、先頭の現在パ・リーグ首位打者の頓宮選手が打った瞬間
それとわかる豪快な一発をレフトスタンドに放り込み1点を勝ち越しますが、
得点はここまでで終わり、ミスで逆転を許したまま2-4で敗れ3連敗となって
しまいました。
昔見た、センバツ高校野球の決勝戦の上宮高校対東邦高校。
三塁手が二塁へ投げた送球が逸れ、外野の間を抜けサヨナラとなった試合を
思い出したきょうの試合。
暗黒の時代のようなミスでの負けに、ポンタ監督はしょんぼりです。

