ちょうど1週間前、突然中日ドラゴンズとのトレードが発表され、2010年のドラフト1位指名選手「上州のイチロー」と言われた後藤駿太選手と現在ウエスタン・リーグ首位打者の石岡諒太選手の1対1トレードが発表されました。

後藤選手が29歳、石岡選手が30歳とプロ野球選手としてもうひと踏ん張りしたいところだっただけに、このトレードは両選手にとってすごくチャンスになるはず。何としても両選手ともに活躍して欲しいと思います。
これまで何百人というプロ野球選手を見てきましたが、このチャンスを掴むというのがなかなか出来そうで出来ないんですよね。でも、掴んだ選手だけが一流と呼ばれる選手になっていくんですもんね。何度もチャンスを与えられながら、なかなか掴めない選手。
大事なところで故障をしてしまう選手。そんな時に限って死球を受けてしまう選手、大きなミスをしてしまう選手。二軍では無双なのに、一軍ではまったく力を発揮できない選手。どちらかというとこういう選手の方がはるかに多かった気がします。
古い話で言うと、阪神のドラフト6位で入団した掛布選手は、当時のレギュラー選手藤田平選手が知人の結婚式に出席のためオープン戦を1試合欠場し、その1試合の代わりに出場した掛布選手は4打数4安打でチャンスを掴んで一流プレイヤーの道を歩み出したように、そんな強い運を持ち合わすことも成功するためには必要なんでしょうね。
石岡選手は、移籍2試合目を生まれ育った地元神戸での試合で1番レフトで先発出場。レフトフライのファインプレーあり、移籍初安打になる2塁打あり、内野安打ありで、チームも大勝し試合終了後にはプロ初のお立ち台。まさに故郷に錦を飾る活躍でした。
北海道日本ハムのBIGBOSS新庄監督が「3日もあれば人生変わる」と話されてましたが、まさに石岡選手はその言葉を実証した格好でしたね。
ここから、首位へ4.5ゲーム差のチームの起爆剤となってくれることを期待したいと思いますし、中日に移籍した後藤駿太選手も、広いナゴヤドームは自慢の守備と肩をアピールするには最高の舞台だと思いますので、中日に後藤ありという活躍を期待したいと思います。
そして、もう一人、2020年オリックスに入団したアデルリン・ロドリゲス選手も阪神と契約を交わし、日本に戻ってきました。芯に当たった時のもの凄い当たりが印象深いですし、北海道日本ハム戦での弾丸ライナーの逆転サヨナラ3ランを覚えてるファンの方も多いのではないでしょうか。
セ・リーグなので守備に就く機会が多いと思うので、そこは少し不安ですが、うちのユニフォームを着た選手にはどこに行っても成功して欲しいですからね。みんな頑張れよ~!

野球のない平和な夜は、ローソンの「最後までチョココロネ」をおやつにしながらのんびりします。

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