


きょうはシーズンを通して、それぞれのポジションで最も守備力に卓越した選手を選ぶ三井ゴールデン・グラブ賞が発表され、オリックスからは投手部門で山本投手、三塁手部門で宗選手、外野部門で福田選手の3選手が選ばれました。
山本投手は2年連続2回目、宗選手も2年連続2回目、福田選手は初受賞ですが外野手転向2年目での快挙で、山本投手の2年連続は球団では1981年、1982年の山田久志投手以来となりました。
福田選手は出場機会を求めて自ら外野手への挑戦を試みて、1年目は見ているほうもハラハラしていましたが、今年はいいプレーも多くなり、一番難しいと言われる正面のライナー性の当たりにも強くなりました。
問題は肩の強さというところに弱点があるので、他球団は積極的にホーム突入やタッチアップを仕掛けてきましたが、内野手出身の素早いスローイングからの送球で今年は補殺も7を数え、これは今シーズンのパ・リーグの外野手では4位の成績となっています。
外野手の補殺というと、昨年のパ・リーグの外野手の補殺1位は誰かご存じですか?パ・リーグでただ一人2桁11個の補殺を記録したのは、ラオウ杉本裕太郎選手でした。
杉本選手は体が大きいので、動作が遅く見えて守備が上手くないと思ってるファンの方も多いようですが、入団した時に当時の田口二軍監督からメジャーで10億稼げる肩と言われてたくらいですので、あの日本シリーズで見せたレーザービームは、決してたまたまなんかではないんですよ。
そしてメジャーと言えば、メジャーリーガーのようなプレーを見せてくれる三塁の宗選手が2年連続での受賞ですが、今年は雑に見えるようなプレーが気になっていたのですが、どうやら肩を痛めていたようですので、その関係だったのかもしれませんね。
今年の守備成績は三塁で127試合、88刺殺(リーグ1位)、181補殺(リーグ2位)、17併殺(リーグ2位)の11失策で守備率は9割6分1厘でした。
このオフは、とにかく体を休めて来季は体調万全でシーズンに入れるよう、体をリフレッシュさせて欲しいと思っています。
でも、守備の表彰というのは選考が難しくて、運動能力が高くて派手なプレーが多い選手は、そういう目立つプレーが多いので上手く見えますが、逆にファインプレーを普通のプレーのようにさりげなく見せる、安達選手のように究極の玄人受けする選手もいますもんね。
昔は、守備率というのがありましたが、失策0で守備率10割の選手が上手いかと言えば、これは逆に、守備範囲が狭くて打球を追わないので、全部グラブに触れることなくヒットにしてしまうので失策0と言われた選手もいましたし、逆に守備範囲が広くて、打球に触れてしまったがために記録は失策なんてこともよくありました。
このゴールデン・グラブ賞というのは、本来守備の名手に送られるものですから、そのプレーに対して先行されるべきですが、毎年チーム成績にかなり左右されてると思うので、これはおかしいなと毎年思っています。
そのためにベストナインというのがあるので、このゴールデン・グラブ賞については、個々の守備のみを対象として選んで欲しいとい思います。
そして、私は毎年言ってるのですが、こういう栄えある賞については、記者投票でなく絶対に選手間投票にするべきだと思っています。
新聞記者の方は担当以外全球団は絶対見れてないと思いますし、毎年首をかしげるような投票をされてる記者の方がいて、そういう方の投票が賞の値打ちを下げてると思っています。
それにプロの選手が選んだとなれば、受賞者も今以上に賞を誇らしく思うでしょうし、もう某新聞社がプロ野球を牛耳る時代ではなくなってきていますので、選考方法の検討も必要ではないでしょうか。
本日の売れ筋1位商品
こんやのポンタ監督のおやつは、ローソンの「おやつ揚げパン」です。




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