

数日前にオリックスの情報についてはどこよりも早く正確に報道してくれるスポーツ報知の紙面にブレント・ルッカー外野手とジャレル・コットン投手を獲得へという記事が出ていたのですが、その後全く音沙汰がなく、水面下で進んでいるのか、消えてしまったのかもわからない状況ですが、大補強をおこなっている福岡ソフトバンクに対抗するには、やはり外国人選手の活躍が必要だと思いますので、早く新外国人選手獲得の一報を聞いて安心したいところですね。
2022年のオリックス・バファローズは前年、来日後すぐに骨折などもあり公式戦2試合に出場し7打数4安打で打率.429だったランヘル・ラベロ選手と5試合に登板し1勝1敗1ホールドで防御率11.00のセサル・バルガス投手のシーズン途中に契約した2選手に加え、ジェイコブ・ワゲスパック投手、ジェシー・ビドル投手、ブレイビック・バレラ選手の3選手を新加入させ、またシーズン途中でジョー・マッカーシー選手も獲得し、外国人選手6名での戦いになりました。
まず打者の方では、2年目になるランヘル・ラベロ選手は1年目わずかな打数でしたが広角に打っていたので、2年目に球団もファンも期待したのですが、結局24試合に出場し、71打席に立ちましたが、わずか8安打で本塁打も1本で打率.138と期待を大きく裏切り、ファームでも35試合に出場し94打数25安打1本塁打で打率.266と振るわず、今季限りでの退団となってしまいましたが、活躍出来ていれば、あの「ラベロハンドシェイク」で人気も出たのになぁと残念な選手でした。
同じく、2年目となったセサル・バルガス投手も159kmという剛速球持ち、先発もロングリリーフも出来るという貴重な投手でしたが、コントロールに難があり8試合の登板で0勝1敗2ホールドで防御率6.59と結果を残すことが出来ず、こちらも今季限りでの退団となりました。
そして、新外国人選手で一番期待されていたのは、年俸1億円で二塁、遊撃、三塁、外野を守れてスイッチヒッターという、オリックスが大好きなユーティリティプレーヤーの触れ込みでやってきたブレイビック・バレラ選手でしたが、37試合の出場で112打数23安打1本塁打で打率.206という成績で終わり今季限りの退団となりました。
内野の守備も守備範囲が狭かったですし、期待したほど上手いとも感じませんでしたし、四球が多く三振が少ないという触れ込みでしたが、簡単に打って出て打球も力のない打球が多く、外国人選手としての怖さのない選手で、速い球に弱かったイメージでした。
そこで、フロントは代わる打者として早々に、ジョー・マッカーシー選手をシーズン途中で獲得しましたが、こちらも59試合に出場し、178打数40安打4本塁打で打率.225で、ボール球には我慢が出来て四球は選べるのですが、その分消極的に見える打席が目立ち、こちらも今季限りでの退団となりました。
独特の構えで、その構えでは打てないと多くの評論家に酷評されていましたが、当たればバレラ選手よりも飛ぶのは間違いなかったので、28歳と年齢もまだ若いですし、春季キャンプでみっちりとフォームを矯正すれば化ける可能性あるかなとも思っていたのですが、案外バッサリと切ったなというイメージでした。
投手の方では、MLBのドラフト1位投手の左腕ジェシー・ビドル投手、四球も多いが156キロのストレートと空振りの取れる大きなカーブでメジャー103イニングで105奪三振と聞いていたので、楽しみにしていました。
結局35試合に登板し、4勝5敗13ホールドで防御率4.02とまずまずの成績で、奪三振は40回1/3で45個と期待通りだったのですが、四死球27とやはりコントロールが不安定で、この辺りが来季への契約に繋がらなかったのだと思います。
そして、今年の外国人選手で唯一活躍し、来季も残留となったのがジェイコブ・ワゲスパック投手で、シーズン当初は先発で登板する機会が多く、そのころは走者が出るとクイックが出来ないというので、ファンの中でも酷評する方が多かったのですが、私はこのブログの中でも高めのストレートで空振りが取れるのは絶対的な魅力なので、クイックは来春のキャンプで教えたらいいから絶対残すべきと言ってたのですが、リリーフに回して力でねじ伏せることで走者が出ても気にせず投げるようになって安定しましたね。
平野佳寿投手は年齢的なものもあり、来季は新守護神の育成も重要だと思いますので、ワゲスパック投手、阿部投手、宇田川投手辺りで、その適性を見て新守護神襲名といきたいところです。

今夜のポンタ監督のおやつは、ファミリーマートの「ひとくちマドレーヌ」です。



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