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埼玉西武 快速右腕張奕の獲得を発表



FA権を行使した森友哉選手を埼玉西武から獲得したので、FA制度によって選手を獲得した球団は、以前の在籍球団へ金銭または人的補償をしなければならないというルールに沿って人的補償名簿(プロテクトした28名の選手、外国籍選手、直近のドラフトで獲得した新人選手、育成契約選手以外)を埼玉西武に提出。

そしてそのリストの中から、埼玉西武は人的補償選手として張奕(チョウ・ヤク)投手の獲得を発表しました。

このFAには選手がランク付けされていて、移籍前の球団内の旧年俸が日本人選手上位3位までならAランク、4位から10位まではBランク、そして11位以下の選手はCランクと決められています。

そして、森選手はAランクとみられ、金銭補償のみで人的補償なしの場合は旧年俸の80%の金銭で、金銭補償+人的補償ありの場合はプロテクト外の選手1名+旧年俸の50%の金銭となります。

今回、埼玉西武は人的補償で張奕投手を獲得したので、金銭は旧年俸の50%をオリックスは埼玉西武に支払うということで、すべて完了となりました。

埼玉西武は中継ぎの平良投手が先発にまわるという事になったので、たぶん勝ち試合の終盤に投げることの出来そうな投手を指名して来るだろうなと予想していましたし、もう一つ埼玉西武というチームの歴史から考えて、張奕投手が一番の本命かなとは思っていました。

埼玉西武ライオンズと言えば、台湾出身の投手が活躍するイメージがあり、私の年代には特にオリエンタル・エクスプレスと呼ばれた郭泰源(カク・タイゲン)投手。

150キロを超える快速球を武器にプロ13年間で117勝68敗13セーブ、防御率3.16で奪三振数も1,069を数え、ノーヒットノーランも記録した名投手でした。

その後も、2012年、2013年にはオリックスにも在籍した許銘傑(シュウ・ミンチェ)投手がNLB実働14年で49勝49敗2セーブ、張誌家(チャン・ズージャ)投手も3年で26勝19敗1セーブと活躍。

そして現在も台湾出身の呉念庭(ウー・ネンティン)選手が在籍しているのもあり、球が速く、終盤のリリーフ経験もあり、ロングリリーフや先発の経験がある張奕投手は今の埼玉西武にピッタリの投手だと思います。

この張奕投手は、陽岱鋼のいとこにあたり、2016年の育成ドラフト1位で日本経済大学から外野手として指名され、2018年のシーズン途中から投手への転向を試み、2019年には正式に転向し、その年に5月に支配下登録もされました。

そして8月には先発して一軍初勝利を挙げ、これはNPBの球団に育成契約の野手として入団した選手が、投手への転向と支配下選手登録を経て、一軍公式戦の初先発で初勝利を挙げた初めての事例となりました。

WBSCプレミア12では台湾代表の投手として出場し2試合に先発、通算投球イニング13回22/3を無失点で凌ぎ、いずれの試合でも白星を挙げ、先発投手部門でベストナインにも選ばれています。

今季は15試合に登板し、22回2/3を投げ、20奪三振で防御率2.38で、来年3月に開催されるWBCの台湾代表候補にもなっている張奕投手。

埼玉西武では平良投手のポジションでの起用が考えられますし、その期待を込めての獲得だと思うので、このチャンスに最速157キロのストレートと鋭いフォークを活かして、新天地となる埼玉西武で活躍して欲しいと思います。

頑張れ!張奕投手!


今夜のポンタ監督のおやつは、ファミリーマートの「発酵バター入りホイップの生チョコブリオッシュ」です。


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